まずボーイスカウトとは?
ボーイスカウトは子どもたちの好奇心や探求心にこたえる活動を通して、心身ともに健全な人材を育成することを目的とする世界的な教育運動です。
ボーイスカウトと聞くと、イメージするのはキャンプやハイキング、街頭募金などとよくいわれます。ボーイスカウトの活動は、主に野外で、子どもたちの自主性を大切に行います。グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育み、
「一人前」な人を目指しています。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においてさまざまです。【引用公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 (scout.or.jp)様】
詳しい活動は後程…
年齢に別に部門が違う?
ビーバー隊
ビーバースカウトは、小学1年生~小学2年生を対象としています。
みんなとともに仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かちあう」などをねらいとし、さまざまなことにチャレンジします。
主な活動は自然観察、工作、外遊びなどです。
保護者同伴で参加していただきます。
カブ隊
カブスカウトは、小学3年生~5年生を対象としています。
「自分のことは自分でする」「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」「自然や社会とふれあうこと」といった目標を通じ、自立心や創造力を身につけます。
主な活動は野外活動、キャンプ、工作などです。
ビーバースカウトとは違い、自分のことは自分でし、自立していくのを目的としています。キャンプでは公共施設を利用し、活動をしています。
ボーイ隊
ボーイスカウトは、小学6年生~中学3年生を対象としています。
班で活動し、キャンプやハイキングなどの野外活動の中で、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育みます。また、奉仕活動を積極的に行い、「人のために役に立つことの大切さ」も学びます。
主な活動はキャンプ、日帰り活動などです。
移動手段は交通機関を主に利用し、完全に自立した活動を行っています。
ベンチャー隊
ベンチャー隊は高校1年生~高校3年生を対象としています。「高度な野外活動」への挑戦のほか、関心をもったさまざまな課題や問題について個人やチームで考えて行動していきます。
主な活動はキャンプ、日帰り活動などです。
ボーイ隊と違う点は食材や道具などすべて自分たちのバッグに入れてキャンプへ行きます。
予定や場所なども自分たちで話し合い、決めます。
ざっくりいうとこんな感じです!
キャンプではどのようなことをするのか
今回は福岡37団ボーイ隊のもっと詳しいキャンプの活動内容を公開しようと思います!
ボーイ隊のキャンプではガッツリ外で活動をしています!
カブ隊と違うところは何といっても公共施設を利用せずに隊が所有しているテントを自分たちで建てるところから始まります!そして移動はすべて交通機関を利用し、すべて自分たちでやり遂げます!
2022年の5月の活動では2泊3日のキャンプしました。
その時参加してくれた中学1年生の感想です。
5月の訓練キャンプ糸島2泊3日行ってきました。
1日目ではタープや個人テントを立てたり立ちかまどを作ったりしました。とくにタープや立ちかまどは全員で協力しないと絶対にできないので積極的に動く先輩たちがすごいなと思いました。
2日目では博多どんたくのパレードに参加しました。おおぜいの人がいたのですごく緊張したしプラカードを持って一斉にあるくのはとても難しくて大変でした。けれど大勢の人にボーイスカウトを見てもらえてとても嬉しかったです。
とのことです。
1日目の活動ではタープ(フライシート)やテントを班員みんなで協力し合い、班のリーダーを中心に活動できたそうです。
2日目には博多どんたくのパレードに奉仕活動として参加しました。
コロナウィルスの影響により3年ぶりの開催となり、各地方から集められたボーイスカウトがプラカードを持ち、パレードを盛り上げました。
3日目は最終日ということもあって片付けになりました。前日より予定に空きがあったので近くの海へ行き、ちょっとした冒険だったり風景を楽しみました。
キャンプする上で必要不可欠な立ちかまど
キャンプを行う上で火を取り扱います。普通のプライベートキャンプではガスコンロを使って火をおこしますが、ボーイスカウトでは立ちかまどというものを自分たちで作ります!
このように班で協力して作っていきます。
適当に作りすぎるとすぐ壊れてしまうので、しっかり頑丈に作ります。
班のリーダーを中心に下の子にも教えながら作成しています。
材料は竹、あさひも、葉、土などです。
できた立ちかまどで自炊を行います。
隊から支給された材料を元に冬場なら鍋、朝ごはんなら白米に味噌汁などなどすべて班で行い、協力し合います。
日帰りの活動
キャンプだけではなく、もちろん日帰りの活動もあります。
ボーイ隊の日帰り活動ではこのような活動を行っています。
この日はラブアース・クリーンアップに参加しました。福岡県の海の中道青少年海の家近くの海岸は福岡市の本部会場ということで300人以上が集まり、海岸清掃を一斉に実施しました。
最寄駅から40分ほど歩いて会場に到着し、ゴミ袋を受け取り清掃開始。
この日は快晴でしたが、海沿いなこともあり風がものすごく吹いていました。
風が強い中、流れ着いたプラスチックゴミやペットボトル、缶などを約1時間拾いました。
中には韓国から流れ着いたものもあり、改めてSDGsについて学びました。
午後は班で進級を始めたり、海の中道園内を探検したり各班活動しました。
年に1度のスーパーイベント
福岡37団ボーイ隊では年に1度イベントがあり、主に…
・5泊6日のキャンプ
・75kmハイク
・三郡縦走
・年越しキャンプ
・耐寒キャンプ
などなどがあります。今回はそのイベントの1つである75kmオーバーナイトハイクについて詳しく公開していきます。
まず小学6年生の子は50km歩き、中学1年生以上の子は75km歩くとゆうことになっています。
夜中も歩き、一睡もせずに1日目の昼過ぎから2日目の昼前にゴールする予定となっています。
1日目昼過ぎに集合場所に集まり開会式を始めます。
この日は少し曇っていて夜中に雨が降る予報でした。班ごとに10分ずつ時間をずらしてスタートしました。
各の班の班長と次長で車で下見に行ったのですが、75kmとゆうことで5時間もかかりました。
やはり体力がいる活動となるのでリーダー達には頑張ってもらいたいですね。
25km地点で小学生も合流しました。夜は危険なので光で輝くタスキと持参していたヘッドライトを装着して歩いていきます。5km地点ずつに休憩スポットがあり、保護者の方からの支援も受けます。
夜中からみんなきつくなっていきます。足の筋肉を傷めたり豆ができたりする子もいました。それでも諦めずに歩きます。
朝方になり太陽も出て雨もやみました。3号線を歩き残り20kmほどです。休憩もはさみつつ歩いていきます。
そしてついにゴール!
きついこともありましたが、達成感がすごかったです。
もうみんなヘトヘトでした。年に1度のイベントだけありました。
そして閉会式終了後みんなで完歩証を持って写真を撮りました!
途中、マイナスな気持ちになることもありましたが良い1つの思い出となった活動でした。
最後に
このような活動をボーイスカウト福岡37団で行っています。カブやビーバーの活動体験もやってるので気になったらぜひ来てください!
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